多汗症の治療

多汗症に効く「塗り薬」とは?!効果や使い方を解説!

意図せず出てくる汗をどうにかしたい。多汗症の方なら誰もがそう思っていることでしょう。自分でコントロールできない汗だからこそ、薬の力を使って汗をコントロールすることが大切です。

今回は多汗症に用いられる塗り薬についてご紹介していきます。

塗り薬が効く多汗症とは

多汗症にはいろいろと種類があります。

  • 全身性多汗症
  • 手掌多汗症
  • 足底多汗症
  • 腋窩多汗症
  • 頭部顔面多汗症

汗が出る部位によって多汗症の呼び名が異なるのです。このうち塗り薬での治療が行われるのは手掌多汗症、足底多汗症、腋窩多汗症の3つとなります。


参考:原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

こちらは腋窩多汗症の治療アルゴリズムです。脇の多汗症が見られたら、まずは塩化アルミニウム液の使用が推奨されています。

手掌多汗症や足底多汗症も同様に塩化アルミニウム液を使用するようにされいることから、これらの多汗症は塗り薬を使った治療が基本となることがわかりますね。

この塩化アルミニウム液が多汗症治療に使われる塗り薬のメインとなります。

多汗症治療に使われる塗り薬

多汗症に使われる塗り薬は1種類しかありません。基本的には塩化アルミニウム液を使って治療していくことになります。

塩化アルミニウム液とはその名の通り、アルミニウムが含まれた塗り薬で、汗が気になるところに塗ることで、汗腺にフタをして汗を出にくくするものです。

塩化アルミニウム液についてはこちらの記事で詳しく効果や使い方を説明しているので、参考にしてみてください。

塩化アルミニウム液は多汗症の味方!効果や使い方、注意点を解説!多汗症のうち、脇や手のひら、足、頭部の多汗症に有効なのが塩化アルミニウム液です。塩化アルミニウムを使うことで汗の量が減り、生活しやすくな...

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市販されている多汗症の塗り薬の中でもっともメジャーで知名度の高い商品です。調剤薬局や漢方薬局が扱っていることもありますね。13%濃度の塩化アルミニウムが配合されています。

たまに外を歩いていると、「オドレミン」と書かれた旗をはためかせている薬局を見かけます。

佐藤製薬 テノール液

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テノール液もまれに市販で売られているのを見かけます。ただしこちらは取り扱っている店舗はあまり見かけませんので、ネットで買うのが早いかもしれません。

ドラッグストアの店員さんにテノール液があるか聞くと、レジの奥から出してくれることもあるので、一度聞いてみるのもよいですね。

えびす調剤薬局 塩化アルミニウムベンザルコニウム液

※楽天市場とヤフーショッピングのみのお取り扱いです。

こちらは市販の塩化アルミニウム液ではもっとも濃度が高い20%の塩化アルミニウム液です。塩化アルミニウム液は濃度が高いほど汗止めの効果が出やすいのが特徴です。

塩化アルミニウム液以外の塗り薬はないの?

多汗症の塗り薬は、今のところ塩化アルミニウム液以外の塗り薬はありません。一般的に使われている制汗剤でしたらいくつも種類がありますが、多汗症に使われるものは他にないのが現状です。

塩化アルミニウム液とひとくちに言っても、病院で貰えるものからオドレミンやテノール液、さらには海外製にものまであります。

商品によって塩化アルミニウム液の濃度が違うので、皮膚の状態や汗の止まり具合を見ながら自分に合うものを選んでみるとよいでしょう。

まとめ

多汗症に使われる塗り薬は、塩化アルミニウム液しか現在はありません。そのため薬で汗の症状を本格的に抑えたいと考えているのなら、塗り薬の他に飲み薬も併用するのが1番です。

飲み薬でしたら何種類もお薬がありますので、多汗症の種類や自分の生活スタイルに合わせたお薬を見つけることができるでしょう。

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