高い制汗効果があるデトランスα(パースピレックス)ですが、使ってみると脇や手足がかゆいという声も少なくありません。
せっかく制汗効果が高いのに、かゆいせいで使用をストップしないといけないのはツライものです。
かゆみが出たときの対処方法
を中心にここでは解説します。
デトランスαのかゆみは悪化すると、とても耐えられたものではないので、ぜひこの記事を読んで改善してください!どうしてもかゆみがツライ方のために塗り薬もご紹介しています。
Contents
デトランスαを使うとかゆい!その理由は?
デトランスαを毎日使い続けていると、脇や手足がムズムズとかゆくなってきます。あまりにかゆいので、ボリボリかいて肌が荒れてしまうこともあるほどです。
デトランスαを使うとかゆくなるのは、主成分である塩化アルミニウムに原因があります。塩化アルミニウム液はもともと刺激がある成分なので、肌につけるとどうしてもヒリついてかゆくなってしまうのです。
これはデトランスαに限った話ではなく、塩化アルミニウム液の塗り薬全般に言える話。だからデトランスαを使ってかゆいと感じた方は、他の塩化アルミニウム液を使ってもかゆくなる可能性が高いです。
逆に他の塩化アルミニウム液でかゆくなった方は、デトランスαでもかゆくなる可能性があります。
かゆみを抑えるデトランスαの正しい使い方
デトランスαを使ってかゆいのが気になる場合は、もしかしたら正しい使い方ができていない可能性もあります。
間違った使い方をするともちろんかゆみは出やすくなりますので、今一度、使い方を確認しておきましょう。
寝る前にデトランスαを塗る
デトランスαを塗るタイミングは、寝る前です。これはかゆみを抑えるためというよりも、デトランスαの効果をしっかり発揮する意味があります。
寝る前はほとんどの方がお風呂に入った後ですよね。清潔な状態の肌に塗ることで、デトランスαがしっかり汗腺に働きかけるようにできるのです。
多く塗りすぎると液だれしてかゆみが出る範囲が広がってしまうので、少量を薄く伸ばすだけでOKです。
デトランスαを乾かす
デトランスαを塗った後は、乾かすことが大切です!すぐに拭き取ってしまうと、制汗効果が思うように出なくなります。
夏場は扇風機にあてて乾かすのも良いですね。冬はちょっと寒いですが、塗った部分が衣服に触れないように乾くまで待ちます。
液をつけすぎると乾くのにも時間がかかるので、適量を使うことが大切です!
翌朝に拭き取る
夜塗って寝たら、次の日の朝にデトランスαを拭き取ります。拭き取らずにそのままにしておくと、かゆみが出やすくなるので注意してください。
使うのは塗れたタオルでも汗ふきシートでもOKです。ただしすでにかゆみが出ている場合は、汗ふきシートだとしみることがあるので、塗れたタオルがおすすめです。
拭き取った後にもう一度デトランスαを塗る必要はありません。夜の間にしっかり効き目が出ているので安心してください。大切です!
デトランスαは種類によってかゆみの出やすさが違う
デトランスαには現在、4つの種類があります。
- デトランスα 脇用(普通肌用)
- デトランスα 脇用(敏感肌用)
- デトランスα 脇用(強力版)
- デトランスα 手足用
実は種類によって、主成分である塩化アルミニウム液の濃度が違うのです。
かゆみは塩化アルミニウム液の濃度で決まる
塩化アルミニウム液配合の制汗剤は、濃度が高いほどかゆみが出やすくなります。そのためデトランスαも濃度が高いものを使っている方は、かゆくなりやすいことが特徴です。
デトランスαの種類と濃度をチェック
デトランスαの種類 | 濃度 |
脇用(普通肌用) | 20% |
脇用(敏感肌用) | 15% |
脇用(強力版) | 25% |
手足用 | 25% |
このようにデトランスαは、種類によって濃度が15~25%と違います。かゆみの出やすさは、塩化アルミニウム液の濃度に比例するため、濃度が高いものほどかゆくなりやすいことが特徴です。
敏感肌の方や、すでに今使っていてかゆみが気になる方は、濃度が低いものに変えても良いかもしれません。
デトランスαの中では敏感肌用の15%のものがもっとも濃度が低くなっています。もしこの敏感肌用を使ってもかゆくなる方は、後に紹介する対策をやってみるか、デトランスα以外のもっと濃度が低いものを使ってみるのがおすすめです。
デトランスα以外の塩化アルミニウム液については、以下の記事で濃度も含めて詳しく紹介しているので、こちらをぜひ参考にしてください。
デトランスαでかゆいと感じたら行う対策方法
もし正しい使い方をしても、かゆみが出る場合はこれから紹介する対策方法を行ってみましょう。
塗る頻度を減らす
デトランスαを使い始めてすぐは、基本的に毎日使います。汗止めの効果が出てきたら週に5日→3日と使用頻度を減らして使うことが基本です。
参考:デトランスα公式サイト
ですがどうしてもかゆいのが気になる場合は、使い始めのうちから使用頻度を少し落として使ってもOKです。
毎日使うとどうしても刺激が強くなるので、かゆみが出ない使用頻度を探してみてください。
基本的には、最初の2週間は毎日使います。1~2週間で効果が出てくることが特徴です。もし3週間以上経っても効果が出ないときは、濃度を上げて使ってみる必要があります。
翌朝にしっかりと濡れタオルで拭き取る
朝は忙しくてうっかりタオルで拭き取るのを忘れてしまいがちですが、かゆみを防ぐためにも必ず朝にデトランスαを拭き取ってください。
肌にデトランスαの成分がずっと残っていると、肌が刺激されてどうしてもかゆみが出やすくなってしまいます。
タオルの準備が面倒な方は、赤ちゃんのおしりふきがとてもおすすめです。刺激もなく拭けるので、すでにかゆみがある方でもヒリつくことなく拭き取れますよ。
水道水で薄めて使う
実はデトランスαを含めて塩化アルミニウム液は、水で薄めて使うことができます。
そのときに使う分だけ水で薄めて使ってみてください。ただし一気に全量のデトランスαを水で薄めるのは絶対にダメです。
水道水で薄めるとどうしても雑菌が繁殖しやすくなるので、必ず使う分だけ薄めましょう。
濃度が濃いデトランスαを買ってかゆいと感じた方は、ぜひこの方法を試してみてください。これでデトランスαをムダにすることなく、最後まで使い切れますよ。
市販の塗り薬を使う
どうしてもかゆみがツライときは、塗り薬も使ってみてください。デトランスαはどうしてもかゆい思いをしやすいもの。塗り薬を使うと、症状が落ち着きやすいですよ。
染みずに使える塗り薬には、以下のものがあります。
テラ・コートリルには、炎症を抑える成分と抗菌成分が入っている塗り薬です。スースーする成分は入っていないので、かきむしった後でもしみることなく使えます。
どうしてもかゆみがツライときはデトランスαの使用を一旦ストップするのが1番ではありますが、ストップすると汗が復活する可能性もあるので、様子を見ながら塗り薬も使ってみてください。
デトランスαの本物を確実に買うなら公式サイトで
デトランスαには、実は偽物が出回っています。偽物を使うと効果が出ないだけでなく、思わぬ肌トラブルを起こす可能性もあるので、必ず公式サイトから購入してください。
100%本物を買えるサイトは、実は公式サイトしかないのです。公式サイトから買うと半額以外で購入できるキャンペーンも対象になりますよ。
最安値999円で買えるのも、公式サイトのキャンペーンからのみとなっています。
デトランスαでかゆいと感じたら対策しよう
デトランスαを使うことでかゆいと感じてしまうのは、主成分の塩化アルミニウム液が肌に刺激を与えてしまうからです。
かゆみが出た場合は、正しい使い方を確認したり使う頻度を調節したりして使用してみてください。どうしてもかゆみがひどい場合はデオエースに切り替えたり、塗り薬を使ったりなどの対策も有効です。