東京プラチナムクリニックでミラドライを受けてきたので、その様子をできるだけ細かく皆さまにお伝えしたいと思います。
なぜ数あるクリニックの中で東京プラチナムクリニックを選んだのか、予約は取りやすいのかなどは下記の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考にしてくださいね。
今回ご紹介するのは、東京プラチナムのカウンセリングや実際施術しているときの様子です。
ミラドライのリアルな体験を知りたい方向けに、実際に受けてみないと分からないことまで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Contents
東京プラチナムクリニックのカウンセリングはどんな感じ?
参考:東京プラチナムクリニック
まずカウンセリングを受けてから後日に施術もできるようですが、私は九州から受けにいくためカウンセリングと施術を同日にとお願いしていました。
そのため東京プラチナムクリニックに着いたら、まずはカウンセリングです。
汗や臭いの状態を聞かれる
カウンセリングをしてくれるのは、施術を担当してくれる医師本人です。まず次のようなことを聞かれました。
- いつから脇汗が気になっているか
- 臭いも気になっているか
- 他に何か脇汗の治療をしたことがあるか
こちらの答えによって治療が変わることはないと思います。おそらくこれからミラドライの説明をしていく上で必要な情報を聞くための質問かな?
私は「高校生のときから気になっている」「臭いは気にならな」「他に治療をしたこともない」と答えました。
そしてここから30分ほどかけてミラドライの仕組みや効果などの説明を詳しく受けます。
ミラドライがどうやって汗を減らすのか
ミラドライがどうやって汗を減らすのか、絵を描きながら詳しく解説してくれました。
簡単に言うと、水分に反応するマイクロ波を当てることで、汗腺を破壊するということでした。汗腺は汗を作るところなので、水分があります。だからマイクロ波が反応するとのこと。
照射出力とミラドライの効果について
もっとも重要と言ってもいいほど大切なのが照射出力と効果についてです。ミラドライはクリニックによって出力パワーが異なります。1〜5レベルまであって、1が弱く5がもっとも強いレベルです。
東京プラチナムクリニックでは、最大出力のレベル5で照射してくれます。さらに1回の施術で重ね打ち(ダブル照射)といって2回にわたって照射してくれることも特徴です。
ダブル照射すると料金が割増になるクリニックもある中、東京プラチナムクリニックはデフォルトでしてくれるんですね。
ミラドライの効果についても説明されました。海外のデータだそうですが、レベル3で照射した場合、1回の治療で満足した方は70%、2回受けた方は90%の方が効果に満足しているそうです。
東京プラチナムクリニックでは最大出力のレベル5で、しかも重ね打ちをしていることから、1回の治療でも90%近い方が効果に満足されているとのことでした。
施術の流れを教えてもらう
東京プラチナムクリニックでどのような施術を行なっているか、説明がありました。
まず照射範囲を決めて、マーキングをします。マーキングとは、下の写真にある黒い線のことです。
参考:東京プラチナムクリニック
マーキングをすることで麻酔や照射位置を決めます。
マーキングをして両脇に麻酔を打ち、水分の注射をしてから照射に入ると言われました。東京プラチナムクリニックでは笑気麻酔を使っていないため、そのまま脇に麻酔を打たれます。
ミラドライの治療でもっとも痛みが出やすいのが麻酔です。刺されるたびにチクチクっとします。これを66か所もやるなんて…て思うかもしれませんが、東京プラチナムクリニックでは麻酔の痛みを軽減するために振動器を使ってくれます。
振動器を当ててから麻酔を打つことで、麻酔の痛みを感じくくなるようです。
麻酔が終わったら水分の注射をします。ミラドライに使われているマイクロ波は水分に反応する性質があるため、脇に水分を入れると効果が高まるとのことでした。
照射は片脇で60~70分くらい。重ね打ちをするので所要時間が倍かかるとのことです。
東京プラチナムクリニックでミラドライをいざ体験
カウンセリングにかかった時間は30分ほどでしょうか。説明が終わったら先に会計を済まし、施術室へ向かいます。
バスローブみたいなものに着替える
部屋に案内されたら、上半身の服をすべて脱いでバスローブのようなものを着るように言われました。脇に照射するので、上に何か着ているとできないんですね。
下着もすべて脱がないといけません。下半身の服はすべて着たままで大丈夫です。
マーキング
着替えたらベッドへ横になり、右脇からマーキングをします。何かシートのようなものを貼ってこすっている様子がありました。
チューイングガムのオマケに入っている、こすると転写されるシールのようなものだと推測します。
麻酔
麻酔は振動器を使いながら打ってくれます。振動器とは名前の通り、ブルブルと振動する道具のことです。振動を与えると、痛みが脳に伝わるのを抑えられるため注射の痛みが和らぎます。
注射するところにまず振動器を当てて、それから麻酔を打たれました。麻酔は片脇だけで66か所も打ちます。人によっても違うとは思いますが、それでもけっこうな数ですよね。
振動器を使っているとはいえ、チクチクとした感覚は伝わってくるし、ところどころ普通に痛かったので、注射が苦手な方はしんどいかもしれません。
水分の注射
麻酔の注射をして少しだけ時間を置いたら、水分の注射をされます。私の場合は、片脇に100mlの水分を入れると言われました。水分を入れる理由は3つあるそうです。
- ミラドライの効果を高める
- 脇のくぼみを水で平らにすることで、ミラドライを照射しやすくする
- 皮膚の奥へマイクロ波が到達しないようにする
マイクロ波は水分に反応する性質をもっているので、水分を入れることで効果が高まると医師が言っていました。またミラドライは吸盤のように皮膚へくっついて照射していくものです。脇がでこぼこしていると吸盤がくっつきにくなってしまいます。
そのため水分を入れて脇を平らにすることで、照射しやすく効果もあるそうです。
水分の注射は、麻酔が効いているのでほとんど痛みを感じることはありませんでした。
それから水分を入れることで、汗腺よりも下の組織を守る働きもあると言われていました。
ミラドライの照射
ミラドライの照射は、驚くほど痛みを感じませんでした。機械が脇にあたっているな、くらいの感覚だけです。しいて言えば、吸盤のようなもので吸い付いているような感覚だけはありました。
照射というと脱毛のときのようにピカっと光るイメージがあったのですが、実際はただただ機械を脇に当てているだけです。数十秒ほど当てたら部位を変えてまた照射していきます。
引用:東京プラチナムクリニック
脇の上部から下部にかけて少しずつ位置をずらしながら照射し、最後まで終わったらまた上部に戻って照射されました。
東京プラチナムクリニックでは重ね打ちをしているので、2回照射してくれるんですね。ダブル照射が別料金となるクリニックもある中、通常料金で2回も打ってくれるのはありがたいなぁと思いました。
お冷やし
片脇に60~70分かけてようやく照射が終わったら、あとはお冷やしのみです。まだまだ麻酔が効いているものの、脇にはダメージが加わっているので冷やすことが大切だと言われました。
両脇に保冷剤を挟まれ、そのまま20分待ちます。
嬉しいことに、自宅でもしっかり冷やせるように保冷剤を貰えました。
この保冷剤、おもしろいことに冷凍庫に入れても冷えるだけで固まらないんです。だから照射後の腫れている脇に挟んでも固くて痛いなんてことがありません。
薬の説明
照射されている間は「長いなー」「早く終わらないかなー」なんて思っていましたが、過ぎてみるともう終わりなんだという感じでした。
お冷やしまで終わったら、薬を2種類渡されました。1つは痛み止めのロキソニン。もう1つは抗生物質のセファクロルです。ロキソニンは麻酔が切れて痛みが気になったら飲んでくださいとのこと。
抗生物質は、ミラドライで脇が化膿してしまう方がまれにいる(200~300人に1人)ので、念のためにお出ししているとのことでした。
おまけ:照射後の脇はどうなっているの?
ミラドライ後は腫れたり内出血が起きたりするとは聞いていましたが、いったいどれほどのものかは想像ができませんでした。
おそるおそる自分の脇を見てみると…
見てびっくり、けっこう内出血を起こしていました。あと、めちゃくちゃ浮腫んでいます。片脇に100mlもの水分を入れているので、浮腫んでいるのは当たり前といえば当たり前ですね。
カウンセリングでは、内出血とむくみは1~2週間くらいでなくなると言われたので、しばらくはこのような感じの状態で過ごすことになりそうです。
東京プラチナムクリニックのミラドライを終えて
カウンセリングと施術を合わせると約3時間半。照射されているときは早く終わらないかなと思っていましたが、終わってみるとあっという間です。
終わってみて思ったのは、照射はまったく痛くないけど麻酔が痛かったということ。両脇を合わせると130か所くらい刺されているので、注射が苦手な方だとミラドライはきついだろうなというのが正直な感想です。
私はそこまで注射が苦手ではありませんが、ここまで刺されるとは思っていなかったので、心の中で「勘弁してー」って思ってしまいました。
でも麻酔さえ乗り切ればあとはほぼ無痛です。
施術してくれる医師も看護師も受付の方も感じが良い方だったので、ミラドライ以外でも何かあったらまた来たいなと思いました。