「ミラドライを受けたらびっくりするくらい脇が腫れているんだけど、このままで大丈夫なの?」
「施術から何日か経ったけど、まだ腫れがおさまらない」
ミラドライを受けると、どうしても脇が腫れます。私も実際にミラドライを受けてみて、ここまで腫れるのかと驚きました。
いつになったら腫れが引くんだろう…という不安も数日続きます。ここでは実際にミラドライを受けて腫れを経験した私が、腫れがひどい場合の対処法をご紹介します。
Contents
ミラドライで脇が腫れる理由
ミラドライを受けると、驚くほど脇が腫れます。私もあまりに腫れたので「えっ、これって大丈夫なの?」と心配になりました。
いったいなぜ、ミラドライによってひどい腫れが起きてしまうのでしょうか。
マイクロ波の照射によって皮膚がダメージを受けるから
ケガをしたり捻挫をしたりすると患部が腫れることがありますよね。それと同じ理由でミラドライをすると照射部位が炎症を起こして腫れてしまうのです。
しかし腫れているからといって不安になることはありません。私がミラドライを受けた東京プラチナムクリニックの医師からは、次のようにカウンセリングで言われました。
つまり、腫れて当たり前なのです。腫れが出なかったらむしろ、汗腺がうまく破壊されていないとも言えるでしょう。
脇がむくむから
ミラドライを照射する前に、脇に水を注射します。水を入れることで脇のでこぼこが平らになり、照射の効果が高まるためです。
このときに入れた水がなくなるまでに時間がかかるので、脇がむくんで腫れてしまいます。私の場合は片脇で100mlもの水を入れられました。100mlというと、一般的な大きさのペットボトルの5分の1、大さじスプーンだと約6.7杯分の量です。
けっこうな量を注射されるんですね。この水が1~2週間は残っているので、いつもより脇が腫れたようになってしまいます。
ミラドライでどれくらい腫れた?
「こんなに腫れているんだけど、大丈夫なんだろか…」と心配されている方は多いと思います。私も「こんなに腫れて、ちゃんと引くのかな?」と心配になるくらいひどい腫れがありました。
参考に、ミラドライを受けた初日の脇をお見せしますね。
腫れよりも内出血に目がいってしまうかもしれません。そして、写真だとなかなか腫れの様子が伝わりづらいですね。
そこでどれくらい腫れていたのか、わかりやすくしてみたのが以下の写真です。
腫れる前がこんな感じだとすると↓
腫れた後はこんな感じです。↓
水色の斜線を書いているところまで、腫れが広がっていました。腫れすぎて脇を閉じれないほどです。
二の腕もパンパンで、こんなに太い自分の二の腕は見たことがないほどでした。
ミラドライでの腫れがひどい場合はとにかく冷やす
腫れていると、なんだか腕を動かしづらいし、好きな服も着られません。「どうにかして早くひどい腫れを落ち着かせることはできないの?」とお悩みのあなた。
腫れを引かす方法はただ1つ、とにかく脇を冷やすことです。
東京プラチナムクリニックの医師からは、ミラドライを受けた当日と翌日はできるだけ脇を冷やすようにと言われました。
初日と翌日に可能な限り冷やすことで、それ以降の腫れを最小限に抑えられるそうです。
そのため私はひたすら保冷剤を脇に挟んで生活していました。冷やすと痛みも引くので、痛みがある方もぜひ冷やしてあげてください。
脇を冷やすときの注意点その1
保冷剤は絶対のそのまま脇にあてないようにしてください。凍傷になってしまうことがあるので、ガーゼやタオルに挟んでから当てましょう。
ミラドライを受けた後は脇の感覚がいつもより鈍っているので、冷たさを感じにくいかもしれませんが、タオルにくるんだ状態でもしっかり冷やせるので問題ありません。
脇を冷やすときの注意点その2
脇を冷やすのは、ミラドライを受けた初日と翌日だけにしましょう。
冷やすことは大事だけど、翌日まででOKなんですね。施術後3日目からは冷やさないようにしましょう。
ひどい腫れが治らなくて不安
「いつまでひどい腫れが続くの?」
「このまま治らないとかないよね?」
不安になってしまう気持ちは分かります。でも安心してください。腫れは時間が経つと必ず消えます。
私の場合は、脇の下半分だけぼっこり腫れている状態がしばらく続いていましたが、施術から約1か月後にはおおかた腫れは引きました。
早い方だと2週間ほどで腫れが引く方もいるようですが、私のように1か月くらい続くケースもあるので、心配しなくても大丈夫です。
施術後しばらくして出る腫れは注意
施術してから時間が経つにつれて、腫れは自然と落ち着いてきます。必ず腫れは引きますので、焦らずに待ちましょう。
しかし施術から2~3週間経って再び腫れがひどくなってきたら注意が必要です。しばらくしてから腫れがひどくなる場合は、脇に血液がたまる血腫ができていたり、雑菌が繁殖して膿がたまったりしている可能性があります。
治療から1か月後に血腫や膿による腫れが起こる方もいるようです。この場合は脇に溜まっている血液や膿を取り除く治療が必要になります。
もしも施術から2~3週間後に腫れがひどくなってきた場合は、念のためミラドライを受けたクリニックもしくは近場の皮膚科を受診してください。
ミラドライで脇が腫れるのは普通のこと
ひどい腫れがあると不安になってしまいますが、腫れている=汗腺が破壊された証拠です。2週間ほどは誰でも腫れが続きますので、気にせず腫れが引くのを待ちましょう。
施術当日と翌日にしっかり脇を冷やしておくと、腫れが引きやすくなりますよ。
もし施術から2~3週間経ってひどくなってくるようでしたら、血腫ができたり膿がたまっている可能性もあるのでクリニックを受診しましょう。